なにも見えない……1

2008年8月1日。ネット小説自作作品46作目。
ジャンル: ホラー/サスペンス/ R15指定・残虐描写あり
連載3部作



あらすじ

なにも見えない。
見えなかった。
暗かったせいだと言い訳を残して。

これから夜が明ける。
空暗さは薄くなり明けていく。

さあ快楽の始まりだ――

なにも見えない……2

『夏ホラー2008百物語』 企画 参加 作品 第3弾 です。


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 【 なにも見えない…… 】を読んでみる


 謎解き要素も入れてますので、どうぞチャレンジしてみて下さい。
 暗号解読です。
 暗号を解読する前に、まず暗号を探してみて下さい。

 作者、悪意は ない。
 しかし読者を悩ませる(苦笑)。


 ありがとうございました (_ _) 。


テーマ : 自作小説
ジャンル : 小説・文学

《前回より……》
40-39話あらすじ

あゆみかん自作連載小説

主人公・松波勇気が異世界で頑張る長編ファンタジー
毎週火曜の夜に更新(週1連載)
全61話完結予定(話の展開上、延長の場合あり)
シリアスあり、コメディー要素ありとなっていますが
作品中、今後の経過により残酷な描写があるかもしれません。
同意した上で お読みください。
なお、第2話以降からは こちらに本編を掲載せず、
別のサイト「小説家になろう」への小説直リンク先を貼って追加更新していこうと考えていますので、
そちらへお進み頂きお読み下さい。

第40話の一部だけ、こちらに掲載しております。
どうぞ……


 ・ ・ ・ 



第40話 (血戦の終結とその後・壱)


40話 あらすじのセナ


「し、死ぬ……」

「ほら、さっきまでの元気は どうした?」

 先を行くセナのスピードは、落ちる事は ない。私は必死になって ついて行く。

 そりゃあ最初は楽々と、調子に のって2段も3段もピョンピョンと飛び跳ねながら上っていったりしたわよ? でも段々と疲れてきて、一段一段 普通に歩くようになって、終いにゃ無口に なってきて……で、今は この有り様。

 何度も何度も「もうダメ」とか「しんどい!」とか弱音を吐きまくり。それで そのたびに先を行くセナが励ます。

「オメー、俺より若いくせに体力なさすぎなんじゃねえ?」

 ぐさっ。

 こ、この野郎っ……。

「何よ! 私、女の子なんだから!」

と、ない胸を張って答えてみた。

「調子いい奴ー。こういう時ばっか女だからって言いやがる。フン、マフィアを見習え! マフィアをっ」

 何とアッカンべーをしてスタコラサッサと前を向いて行ってしまった。

 は、薄情な奴……出会ったばかりの頃の あの優しさは幻と消えたっちゅうんかいっ。

「あっ!」

 セナを追いかけようとして、つまずいてしまった。ステンと前のめりに転ぶ……よかった、手で受けた おかげで段の角には顔が当たらなかった。

 その代わり、角に当たった手の平がヒリヒリする。

「ったぁ~……」

 右ヒザも擦りむいたらしい。ちょっと皮が めくれていた。血は出ていないし、たいしたケガじゃないけれど……。

「……」

 ……何だか、情けなくなってきた。

 さっきのセナが言った事が思い浮かぶ。

 そりゃあね、マフィアは女なのに たくましいわよ。料理も できるし、初めて会った時、あの孤児院で子供達の面倒も看てた。マザーの看病も。それから、魔物や鶲達と戦う時だって、ひるまなかった。それどころか自分から向かって行ったもの。

 南ラシーヌ国で鶲と紫を相手に大ピンチに陥った時、マフィアは私に「大丈夫。私が あなたを護る」って言ってくれたっけ。私、あの時ドキンって したもん。女同士なのに(変な意味で なく)。

 私って足手まといだよなあ……助けられてばっかりだもん。前にも こういう事で悩んでいたような気が する。その悩みが今また、復活しちゃったかな……。

 とにかく、これ以上お荷物に なるのはゴメンだ。

 今なら間に合うよね。ココから下へ戻ろう。せっかく一生懸命 上ってきたけれどさ。

 だって これから次の所へ行くっていうのに、疲れちゃったら余計な迷惑かけちゃうもんね。何で もっと早く気が つかなかったんだろう。

 私ってホント、考えなし。レイの事、尊敬しちゃうわ……。

「何、そんな所で へたり込んでんだ。しかもボーッとしちゃって」

 顔を上げると、セナが私の様子を窺っていた。

「……何でもない」

 私は口を『へ』の字に曲げて立ち上がった。パンパンと服に付いた砂を落とすと、上では なく下へ向かって下り始めた。セナが当然 驚いて追いかける。

「おい。待て! どっち行ってんだよ!」

と、私の腕をグイと引っ張る。

「皆の所、戻る。下りは楽だし、それに私もう、疲れちゃったもの」

 私はセナと顔を合わせず、そう言ってセナの掴む手を払いのけようとした。だがセナは さらに強く私の腕を掴んだ。

 思わず「イタッ」っと声を上げて見ると、セナは真剣な顔で睨んでいた。私は何も言えなくなった。

 ……怖い。

 そう思った時だった。

 ヒョイと私を抱っこして抱え上げ、階段を上って行くではないか。えええっ!?

40話 抱っこ(笑)


「なっ……何すんのよ! おろしてよ!」

 私は真っ赤な顔をしてジタバタと暴れた。

「ジッとしてろ!」

 セナは怒鳴ると、無言で階段を上って行く。

 表情を見ると、何処か遠くを見ているような目。

 私は もう逆らわず、ただセナに運ばれて行くだけだった。


 ・  ・  ・



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  40話 セナっち2
(セナ色ぬり別バージョン1)

 また話数が増えちった。
 しかし それよりも。
 そろそろ、大学ノート7冊目が終わろうとしている。
 一応、8冊目までは学生の頃に書きためていたわけだけれども。
 この後は、今の自分の文筆力で進めなければならずで。

 収集つけられるか どうかという心配も ありますが、
 舞台や結末 設定とかは ちゃんと最後まで手元には あるので、
 ええい、やっちゃうよ☆と突き進むのみ。

 携帯版と言いながら、見直しも してますし(語句とかだけ修正しつつ)。
 着々と やったりしています。ちゃくちゃく♪

 こんな作者ワールドな話に ついてきて下さる お優しい読者様のためにも。
 何とか締め切りを守る事で感謝の意を返していきたいと思います。
 時々下さる感想コメントやアクセス数で生きています。ドーピング ドーピング(笑)。

 ありがとう ございます。
 ああ なにも見えない(涙が)。

 作者、たまには真面目。いつもは適当。調和を好むだけ。へけけ。


☆次回 第41話……

 あれは何だろう?
 まだまだ先は長い階段と旅。
 魔法陣?

 この仕掛けの意味するものは――?

 

 ありがとうございました。


  40話 セナっち1
(セナ色塗り別バージョン2)


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《前回より……》
41-40話あらすじ


あゆみかん自作連載小説

主人公・松波勇気が異世界で頑張る長編ファンタジー
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レイほくそ笑む2


第41話の一部だけ、こちらに掲載しております。
どうぞ……


 ・ ・ ・ 



第41話 (血戦の終結とその後・弐)



「すっ………………げえええ~~~~っ」


 私から離れたセナの、驚きモモの木の声。とても はしゃいでいる声が聞こえた。

 私が ゆっくりと目を開けると、そこは……。

「……!」

 落ちないようにとレンガで設けられた塀の向こう。先に走ったセナが、身を乗り出しそうになりながらも前方を興奮 気味に見渡している。

 私も隣へと……そして景観に圧倒された。

41話 すごーい


「すごい……」

 遠方の地平線。青く連なる山々、山脈。それより こちらは薄い雲で地表が覆われている……が、薄っすらと見えるのは、何色とも言えないけれど何色かが集まって混ざってできた集落が四方八方。恐らくは河と思わしき線を大河一箇所から幾十にも引っ張ってきているように伸びている。それも青く見えて。

 緑のように見える色彩の広がりは きっと森ね。種類が違うのか、あの緑、この緑といった風に個性的な緑が集落と同じく地表で個々固まって……。

「天上に居るみたいだ……」

 ココは空の上? 私達は どれだけ天に昇って来たというのだろうか。

 壮大すぎるスケールに打ちひしがられ、感動というものを身で知った思いだった。

「こんな……こんな」

 涙さえ出てきそうだった。上手く人に伝えられない。

 胸の高まりは抑える事が困難だ。それは きっとセナも。誰だって。誰だって、きっと……そうよ……。

 自分が神様と なって世界を見下ろす。もしくは。

 この大自然の前には、ひれ伏すしかないと諦めるのか。どっちかに思えた。

「……」

 風が私達を歓迎する。

 とっても とっても優しい風……殴られたかと思った風じゃない、あやされているような温かい風が。

 私達も自然の中に入れてほしくなる。

 それとも、入れてくれているの?

「すっごーーーい!」

「すっげえええ~~~!」

「やっほお~~~!」

「あほお~~~」

「イチゴのシュークリーむうぅ~」

「トンチキのミソあえ~~~」

 好き放題に叫んでいる。叫んでも叫んでも何も返っては来ないけれど。

「はあ~……」

「気持ちいいなー……」

 体を思う存分に伸ばしたりヒザを曲げて屈伸したりしながら、すごく爽快な気分に なった。

 もう今なら天に召されてもいいんじゃないか。背中から羽が生えてきそうだった。


「なあ、あれ……何だろう……?」



 ・  ・  ・



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子供なんだ


 原爆……。
 この時期、このタイミングでノートを見た時、何でこんな偶然がと思ったり。
 カットしても、と思いましたが。
 サラリと流す感じで残しておきました。

 変な偶然。
 といいますか。
 1話が長めだなあ……以降(泣)


レイほくそ笑む


☆次回 第42話……

 少年に連れられて。
 勇気達一行はワマ民族の村へ。
 あまり歓迎されない勇気達は、
 悲しい事実を知る事となって――

 

 ありがとうございました。

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《前回より……》
42-41話あらすじ


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 ・ ・ ・ 



第42話 (真黒の村)



「救世主!? あの千年に一度やって来るっていう!?」

 私をジイッと見つめた。て、照れる。

「えっ、じゃあ今! 七神 捜し やってるってわけなんだ! わああっ、勇気ちゃん、すごい! あなたが あの伝説の救世主だなんてっ! 感謝感激アメアラレよね! うわあ、どうしよう!? サインちょうだい! ああでも、書くものがないわ! 何て事なのぉ~!」

 ソピアさんは……立ってチョコマカと動き回り、ガッデム! と頭を抱え、キラン! っと目を光らせ、ガシッ! っと私の手を両手で掴んだ。

42話 何て事なのお


 動作の多い人だった。

 落ち着かないかなあ……。

「せめて……せめて握手だけでも……!」

と、息を荒げて握った手をブルブルと震わせている。私は勢いに圧倒されて「はいィィィィッ!」と言いながら顔が青ざめていた。掴んでいた手をいったん離すと、今度は握手へと切り替える。しっかりと手を握られ、ブンブンと上下に振られて私は頭がクラクラとめまいを起こしそうだった。「くうぅ……! 涙が出るゼ……!」とソピアさんは言って、やっと手を離してくれた。

「ありがとう。ごめんね、あまりの嬉しさで、つい……ね。くふ……うふふふふ」

 私は少し背筋に冷たいものが通った。隣に居るのは危険なんじゃないだろうか。アニメショップに通いつめるちょっとオタクな人とかと同じ電波を感じる。気のせいなんだろうか。

「ふう。怖がらせちゃってごめんなさいね。私、すぐ熱くなっちゃうから……村の子と小さい頃、オニゴッコとかするじゃない? 私がオニになると、皆嫌な顔するのよね。で、やっぱり違う遊びしようって事に なったりで。かくれんぼ、高オニ、色オニ、警ドロ、ポコペン、田んぼ、あやとり、折り紙、ケンケンパ、縄跳び、ゴム跳び、だるまさんが転んだ、花いちもんめ、かごめかごめ、ドッチボール、トランプ、カルタ、花札、ドンジャラ、五目並べ……えーっとえーっと……」

「いや、もう それ以上は」

「そう、そうね。とまあ、違う遊びしてもよ? 私がオニに なったり順番が回ってきたりすると、何故か その場の空気が変わったりするのよね。何故かしら……って考えてみると」

 ソピアさんは腕を組みつつ難しそうな顔をしていた。

「たぶん、私が あまりにも真剣になりすぎるんじゃないかと……」

 まだ難しい顔をしている。

「そんなに?」

 私が聞くと、はあ~……と深あーくため息をついた。

「色々と思い出すわ。オニに なって、追いかけるじゃない? 追いかけられた子で泣き出す子が居たしね……それに縄跳びなんて夜まで延々と跳び続けたわ。最高記録、前跳びで2万3692回……でもあれは長老が止めたからよね。本当はもっと伸びたはず」

 ……すごい。

「折り紙は紙がもうボロボロになったっけね。ドッチボールはケガ人が出るし。カルタも。警ドロでも、お前は警察官に向いている、って大人に褒められたっけ……って、あれ? 何の話をしてたっけ?」

「すぐ熱くなっちゃうって話じゃなかったっけ」

「そうそう。そうなのよ」

 しかしまあ、居る居る。そういう人も。周りとの温度差が激しい人。運動会とか、イベントもので結構 居そう。あんまり熱すぎると、周りの人はかえって困ったり……ね。

 ……でも。今の話を想像してみると、笑える。追いかけられた子の気持ち。怖かったんだろうなあ……物すごい形相でオニが追いかけてきたらと思うと。

 それに、ボロボロになった折り紙も かわいそう。いや、そこまで遊んでくれて折り紙としての使命を果たせたんだから いいのかな?

「それにしても旅か……いいねえ」

と、フッ……と顔を曇らせたソピアさん。

 私はやっとこさ聞きたい事を聞いた。

「どうして、あなたは こんな所に居るの?」

 ソピアさんの豪速球のような話で聞けなかった質問を今やっと。はあ。

 ……でも。ソピアさんは相変わらず下を向いたまま。

 あれれ? 元気は何処へ行ってしまったんだろうか……?

 私が出方を待っていると、やがて顔を上げて口を開いた。

「お願い、勇気さん……ヒナタを」

「え!?」

 思いもよらない人物の名前が出て驚く。ソピアさんは私の手をまた強く握って懇願した。


「ヒナタを……ヒナタを救って!」



 ・  ・  ・



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☆次回 第43話……


 あの日の少年はココに居る。

 ソピアは言った。「あの子を救って」
 影の前に供えられた花束。
 沈み上を向く事の できない過去。
 あの日の少年は ここに居る。

 ボクハ ドコニ イケバ イイノ……?




 ありがとうございました。

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《前回より……》
43-42話 あらすじ用


あゆみかん自作連載小説

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どうぞ……


 ・ ・ ・ 



第43話 (禁断の光[ちから])


「あの日……」

 ヒナタは私達に背を向けてしまって、表情が見えなくなった。

「あの日、親父に全部バレたんだ。俺が母さんの所に行っている事。それで、親父はカンカンに怒って。出て行け、って言われた。だから俺、母さんの所へ行ったんだ。行ってみたけど……」

 少し戸惑いがちに ひと呼吸 置いた。

「……近所の子供達と楽しそうに笑って遊んでた……」


43話 物陰ヒナタ



 思い浮かぶ あの日の記憶。ヒナタは全てをとっくに思い出していたのだ。

 自分は あの日、大胆な行動に出た。いつもは隠れて見ているだけ……でも違った。母親の前に姿を現し、それを見た近所の子供達は怖がったりして いっせいに去って行ったのだった。

 そしてヒナタと母親は見つめ合い……。

 永遠のような時間、お互いが お互いを見ていた。

 しかし、母親の方から先に目を逸らしてしまった。

「ココは あなたの居る所じゃない。早く お帰りなさい」 ……

 それだけを言った。

 充分だった。


 何が?


「あ……あああ……」

 ヒナタは涙声で意味の わからない奇声を上げる。

「わあ ああ あっ!」

 頭を乱暴に掻きむしり、背を向けて走り出した。何処かへと。


「ヒナタッ!」


 遠くになっていく母の自分の呼ぶ声。

 ヒナタの足は止まらなかった。

 叫びが言葉に成り得ないまま叫びたいように叫ばれ、滅茶苦茶に走りまくる。

 ――お母さん!
 ――お母さん!
 ――お母さん なんてイナイ。

 歯車が狂ったかのように頭の中で高熱のものが何かを溶かしながら目まぐるしく回っている。そうやって熱された水が全身から汗となって飛び出している。

 熱い!

 ――――自分が、溶ける!

 いつの間にか、暗雲が立ち込めている。雷鳴が鳴り響く。

 やっと立ち止まったかと思うとヒナタは、今度は うずくまって全身を抱えた。

 苦しい……苦しい。何だ この鼓動は動悸は心臓は まるで何かが生まれるみたいだ――

 しかし――

「う が ああ あ あああッーーーー!」

 全身が発光し、何と体は宙に浮かんだ。ある程度 上昇したと思ったら、音が なく静かだったが凄まじい光線の爆発が村中の隅々に まで及んだ。



「あ」



 光線がヒナタから発せられ貫き浴びせられた村人達は、声もろとも かき消されていった。

 ……

 影だけを残し。

 ヒナタの七神としての力の発動だった。初めての。

 無論 祝い劇では……なかった。



 僕ハ 何処二 行ケバ イイノ?


 ……



 ・  ・  ・



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☆次回 第44話……

 波乱。
 
 旅は続く。次の、北の大地へと。
 旅は厳しい道のりだけど、明るく楽しく。
 真っ直ぐ歩いて行けば、いつか きっと辿り着くはずだと。
 信じていた。そのはずだっ……た。

 だけど行ってしまう。
 あなたは、行ってしまう ―― !

 行かないで、―― セナ!



 ありがとうございました。


 空想科学祭 小説家になろうSF競作企画2008

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 ではでは!

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あなたは何億人目?
天気予報などアテにしない

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あまり可憐と言うなカレンダ
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作品リスト(2007-)
001 何かを飲み込んだ少年
002 ほうきとちりとり はセットではない!
003 岡目八目失敗談
004 想像力豊か物語
005 24時間以内に観なければ死ぬビデオテープ
006 看板屋のゆううつ
007 さよならお化けのキャーちゃん
008 イケメンと警察官
009 うさぎとかばやき
010 ウィンドーショッピング!
011 太陽とくもりさん
012 「何かにきく薬」
013 ミートコロッケの逆襲
014 白い銀河に謎の宇宙
015 足が長いただのオジさん
016 マヌカンが吠えるとき
017 お湯をかけてから三年
018 ピーターパンはいない
019 ストロベリー・オン・ザ・軽機関銃
020 サンタが感謝!
021 かくれんぼを しよう。
022 七神創話
023 5リズム
024 世界であ・そ・ぼ
025 とりつかれたクリスマス・イブ
026 白い銀河に謎の宇宙2-惑星シャンプー効用編-
027 シキオイオイ
028 金と運
029 殺人的不味さチョコレート事件
030 作者とおかしなストーリー
031 開かないトビラ
032 《あゆ森たろ短編集1》
033 道化師消失-黒いピエロ
034 おせっかいティーチャー
035 恐怖の大魔王2007
036 [ToAnotherWorld] - song by JOY4
037 電卓のなかの魔人
038 神様、ふざけすぎる
039 イージー・カム
040 作者とおかしなダイストーリー
041 七神創話【携帯版かも】
042 ここから Fly and Fall
043 雪女をスクエスト
044 ポスターが笑った
045 おかしいな? ハウマッチ
046 なにも見えない……
047 さんすうリズム
048 あなた、普通じゃない
049 テレビに話しかける
050 第一章【ピアノと天使】
051 蜘蛛絵図[クモアート]
052 笑い病
053 鮮やかな裏切り
054 サンタとおかしなストーリ
055 病気のシン・レイラ
056 悪魔な子どもたち

まどろみ世界NappleTale
秋『セシルの秘密花壇』より
曲題 Folly Fall
Napple Tale


↑春・花小説企画2009↑

057 掟破りのカーネーション
058 迷子をさがせ
059 《あゆ森たろ短編集2》
060 服を着せられていく話
061 生存者「e」
062 飛び出す絵本
063 シュセンド
064 見た目さんかく
065 無重力G
066 いもこん。
067 発送マニア
068 残像
069 さっぱりした関係
070 悪女へ
071 赤いくつ?
072【 BANZAI☆ロボット 】
073【リターン・トゥ・マイライフ】
074【作者と浦島ストーリー】
075【雪達磨は奔走する】

Merry Christmas Mr Lawrence
戦場のメリークリスマス

076【つくりすぎたサーターアンダギー】
077【そらかける馬】
078【梱包マニア】
079【耳鳴り】
080【アナアナ。】
081【SFのとーり!】

冬のなろう童話祭2012

082【犬】
083【刃物を持った男ワールド】
084【アドルフストロイカ】
085【音楽室の仕掛け】

冬のなろう童話祭2013

086【SNOWLAND】
087【彼女の名は、ドンキー】

冬のなろう童話祭2014

088【イチゴのショート劇場】

あなたのSFコンテスト

089【彼の子どもを好きになりました。】

夏のホラー2014

090【気づいて】
091【作者とおかしなSFストーリー】

冬の童話祭2015

092【季節、あげます】
093【きつねどん かぜひいた】
094【きつねどん かぜひいた(黒ver.)】

夏のホラー2015



095【ドッジボールしよ!】

冬の童話祭2016

夏のホラー2016



096【裏野ハイツで猫が啼く】

冬のなろう童話祭2017

097【季節をめぐらせて】
097【ウラノDLで猫が啼く】
>
夏のホラー2017


ここまで 次作お楽しみに☆
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【SF企画】
■さんすうリズム(2008年)
■シュセンド(2009)
■リターン・トゥ・・(2010)
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■SFのとーり!(2011)
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■彼の子どもを好・・(2014)
■作者とおかしなSF・・(2014)

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■おかしいな?ハウ・・(2008)
■なにも見えない(2008)
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■気づいて(2014)
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■裏野ハイツで猫が啼く(2016)
■ウラノDLで猫が啼く(2017)

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■掟破りのカーネ・・(2009)

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【なろう冬の童話企画】
■犬(2012)
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2013 夏
夏ホラー2013

無差別殺人者の心理
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2012 夏
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horror2011.gif
080【アナアナ。】

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夏のホラー2010
071【赤いくつ?】

2009 夏
夏のホラー2009
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* * *

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2008 百物語

☆2008 百物語編☆
夏ホラー3小説
044【 ポスターが笑った 】
↑怖くないホラー↑
045【おかしいな?ハウマッチ】
↑グロいミュージカル風↑
046【 なにも見えない…… 】
↑『怖さ』とは?(残虐注意)↑

☆どうぞお立ち寄りを☆
SF小説 読んでみない?

<小説家になろうSF企画>
あなたのSFコンテスト

*終了しました*



089【彼の子どもを好きになりました。】



091【作者とおかしなSFストーリー】

お茶龍感想ブログ
企画作品への感想
まとめました


* * *

☆☆ 空想科学祭 ☆☆
1タイトル 可憐1 動画431KB ado動画2 アドルフストロイカ
084 アドルフストロイカ
まだ連載中orz

☆2012 夏☆
空想科学祭2012

タイトルmimi_mannga_02

☆2011年 夏☆
空想科学祭2011

耳鳴り
↑《RED/短編》↑
079【耳鳴り】

SFのとーり!
↑《BLUE/中編》↑
081【SFのとーり!】

☆2010年 秋☆
空想科学祭2010

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072【 BANZAI☆ロボット 】
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073【リターン・トゥ・マイライフ】

☆2009年 秋☆
空想科学祭2009
063【 シュセンド 】

☆2008年 秋☆
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047【さんすうリズム】
* マイ アルバム なう *
いろいろ描いてきた
QRコードというらしい
QR
よく来たね~

あゆ森たろ

Author:あゆ森たろ
□□□□□□□□□□□□□□□
(- -)こんにちは~
新名「あゆ森たろ」
旧名「あゆみかん」
といいます。

ここはひっそりと
自己満足にひたる
我が秘密基地(別荘)
快適かもしんない
でもあんまり力入れてない
いいじゃん適当に
つくっただけさ
ヘイ ボーイ
ド根性ガール
そんな
ユルイカユイハズイ
空間
『あゆまんじゅう。』
(「。」を忘れないで)
です。

主に自作小説を書いたり
(リンクからどうぞ)
本も出版してたり
(リンクからどうぞ)
企画にも顔を出してみたり
(リンクから*しつこい)
絵もたまに描いてますが
ヘタレ@。
日々画力は低下。
昔のテクは何処いった?
それはもう遠い
過去のこと・・

ネット公開しときながら
ここはあくまでも
秘密基地(本家はmixi)なので
宣伝はこっそりと
お願いします(矛盾)。

放置しているかと
思われますが
その通りです。
深く考えても何も
もらえません。
むしろ損です。
注意。

しつこいエロと勧誘
うるさい偏りお断り。

ただ調和と癒しを好む。
平穏大事。
哲学する。学問する。
ぷはぁ~
芸術する。

叫ぶのは、
山の向こうでお願いします。

(07/10/21 登録)


*こんな事してる*

・日記[旅ブロ]
・日記[旅ブロ](移行中)
・あゆ森たろの小説
・ヤフオク出品中!
・mixi(本家)ここ
・amazonで書きまくる
・映画観た感想(by水樹凜)


*動物占いでは一匹狼*
群れない走らない絡まない

*好きな言葉で*
自己コントロールは「強さ」です

よろしく

御用あれば

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空からの言葉たち2
第2弾 販売中
空からの言葉たち3
第3弾 販売中
いずれも初版のみ在庫限り
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4月より

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APRIL 5TH
L U N A S E A
甘美な世界観

FEEL


世界/宇宙究極表現する


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by LUNA SEA

星を飛び越え
時を飛び越え

Kissing in the cosmos
思い出さえ殘せなかったから
灰色の明日を考えてみる
YouTubeでみる

AnotherDayInParadise



彼女は町で男に声を
寒くて、寝る所がないの
どこかにないかしら…

その男は通りすぎ

振り向きもしない

彼女の声が聞こえぬ振りを
口笛を吹き
通りを去っていく

どうしていいか
わからない
という様子で

by Phill Collins
'80ラブソングの名曲

Alone by Heart


Is This Love
by Whitesnake
何処かへと飛ばされる
復興を願って
FC2「東北地方太平洋沖地震」義援金募集につきまして
----*震災支援*----
Smile Japan小説企画

東北関東大震災被災地への
応援小説企画

被災地の皆さんが
笑顔になれる小説を