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《前回より……》
27-26話あらすじ


あゆみかん自作連載小説

主人公・松波勇気が異世界で頑張る長編ファンタジー
シリアスあり、コメディー要素ありとなっていますが
作品中、今後の経過により残酷な描写があるかもしれません。
同意した上で お読みください。
なお、第2話以降からは こちらに本編を掲載せず、
別のサイト「小説家になろう」への小説直リンク先を貼って追加更新していこうと考えていますので、
そちらへお進み頂きお読み下さい。

第27話の一部だけ、こちらに掲載しております。
どうぞ……


 ・ ・ ・ 


第27話 (決裂会議)


「……今の私、どう思う……?」

 不安げ、ともとれるようにマフィアがカイトに聞いてみた。

「言っていいわけ?」

 マフィアの問いに対し……あっけらかんとした口調でカイトはマフィアの横に「どっこらしょ」と言いながら腰を下ろした。あぐらをかいて、片肘をヒザの上につく。アゴを手にのせて、顔は正面の海に向けていた。
 軽く返されて ちょっとびっくりしたマフィアは、頷いた。

「いいわよ。言ってみて」
「そんじゃ」

 コホン、と咳払いの後でカイトはスラスラと思うがままに言葉を言い並べた。

「んーと。セナへの やきもち。七神としての責任感とプレッシャー。実家の心配。長旅の疲れ。孤独感。力の酷使。……“私、このままココに居ていいのかしら?”。……そんなトコかな」

「……」

「勇気をとられたくないとか、護らなきゃ、とか……色んなものを抱えすぎて……要するに、お疲れ気味。心身ともに、そろそろ限界?」
と、肘をついたまま、顔と視線をマフィアに向けた。

「……あなた、天才ね。その通りよ……」

 マフィアが段々と消え入りそうな声で返事をすると、カイトは“イエイ!”とポーズを決めた。
 ちょっと微妙な表情を浮かべハー……と深く息をつく。

「人の心が読めるのかと思っちゃった。すごいわね」
「ついでに言うと。勇気の次の行動」

 聞いてか聞かずか。合間を置かず、カイトは勢いで話し出した。

「マフィアを置いて、俺らだけでレイんトコにのり込むね。メノウは宿の主人にでも頼んで。あんた、どうする? 言われる前に言ってやれば? ココで待ってるってさ」

「……」

 言われて、思考をこらす。言い返す事は今のマフィアの状態からでは難しく思えた。

「……そうね……勇気は きっとそうする。仕方ないわよね……勇気にはセナが ついているし。私は別に必要ないわね……」

 ヒザを抱え、下を向く。黙り込んでしまう。隠れてそこから落ちたもの……それは涙だった。


27話マフィア涙目1




「よく頑張ってるな。俺、救世主よりもあんたが一番しんどいと思うよ」

 マフィアはずっと黙ったままだった。

「3人、て数。結構シビアなんだぜ。友達でも恋愛関係でも。人は普通、一人しか相手できないだろう。一人の質問にしか答えられない。口は一つしかないからな。って事は……一人が一人の相手をすると、一人余る。その余った一人は間には入れない。……それが今のあんたの状況だな。セナと勇気の間に、割り込んでいけないもんな、直には。だからついつい、強く出て言っちゃったりして自分の存在アピールしたりするんだ。今回の場合も、ちょっとソレだな。力使って海渡ろうなんて言い出したから。多少無理してでも」

 静かにマフィアの顔を覗き込むカイト。まだ続けた。

「……というのは まあ、前おきにしといて。あんた、実家に一回帰ったらどう? うん。それが一番いい。しばらく何もかも忘れて、休んでこいよ」

 両ヒザを固く抱え込んだまま、顔をその中に埋めたままのマフィアは、首を振った。それはできない……と意味していた。

「七神として……ってか? でもなぁ、俺、そんな自覚サラサラ無いぜ? 旅の目的も、ただ人形を売るってだけだし。ついでに力貸しましょかって程度。で、あの鶲とかいう奴。あいつをギャフンと言わせてぇ! って感じ?」
と、マフィアに聞いても答えは返って来なかった。

「責任感強すぎ。そうやって自滅すんの。疲れてるって自覚あるうち、何とかした方がいいんでない? あ、何だったら俺も一緒についてっちゃろか」

 やっと顔を上げたマフィアは「……結構」と小さく言って、晴れ晴れした顔で立ち上がった。

26-マフィア涙目2



「……わかったわ。そうする。ありがと、カイト……やっぱりあなた変人で、天才ね!」
と、ニコッと笑って、砂浜を走り去って行った。

 残されたカイトは座ったままで、バタリと後ろに汚れも構わずに倒れてみた。

「うーみーはー広いーなー……♪」

 そしてすぐ、お腹が鳴る。

「あう」

 カイトも、お腹をさすりながら立ち上がり、砂浜を走り出して勇気達の居る料亭へ向かった。

 青春である。


 ……


 ほぼ同時刻。
 カーテンを閉めきり、ほぼ真っ暗にした宿屋の部屋の一室で一人、ベッドでだるそうに横になっていた蛍。

“一体、あなたは どっちの味方なの!?”

 エンドレスに響き渡るマフィアの怒り声。一晩 越えて今の今でも頭の中に残っている。
 うっとうしかった。薄いシーツを激しく握りしめ、眉間にシワを寄せる。胸が痛むのだった。

(私は……レイ様に作られた4番目の影……にして、失敗作。成長しない子供の姿のまま、未熟な力のまま……。
 レイ様は優しかった。私はレイ様のために技を覚え、紫苑の協力のもと、紫を作り、技を磨いた。あんなにあんなに優しかったレイ様……たまに ふっと暗い顔をなさるけれど。
 でも、変わってしまった――冷たい瞳、氷つくような視線。邪尾刀や四神鏡に心奪われて、すっかり様子も態度も変わった。
 私は……逃げた。レイ様を裏切って。

 裏切る? ……いいえ、レイ様を慕う気持ちに変わりはない。裏切ってなんか、ない。
 じゃあ、どうしてココにいるの?
 レイ様の敵である、救世主とともに。
 訳がわからない。何故、自分は勇気の所へ来たのか。

 わからない……わからないのよ……!)

 その時、トントンとドアのノックの音がした。ゆっくりとドアが開く。開けたのは紫だった。

「紫……帰って来たの」

 紫は勇気達と料亭に向かっているはずだった。

「蛍様が心配でしたので。気分は大丈夫ですか?」
「大丈夫よ。全っ然。余計な心配よ」
と、プイとそっぽを向いた。

 蛍に近寄りつつ、紫は いつになく話し出した。

「レイ様を倒しに行くのでも、説得しに行くわけでも ありません。帰るためです。元のレイ様の所へ。私達は、待つためにココにいるのです」

「待つ……?」

「時機が来たら帰りましょう。それまで、ココにいるんでしょう? 救世主の側に」

「帰る……レイ様の所へ……」

(レイ様……私……)

“役立たずは……去れ”……それがレイと交わした最後の言葉。そして、あの恐ろしい顔つき。下僕か奴隷を見下しているかのような、非情に満ちた表情。冷めた目つき……一寸でも笑う事のない口元。緊迫の場面……。

(私の頬を傷つけて、そう言ったのよ――あの『男』は……)

 蛍の感情が高まる。鼓動が全世界中に聞こえそうなほどだった。

「嫌……何なの この気持ち」

 ガタガタと体が震える。寒気が走る。そんな蛍を、そっと後ろから手をまわし受け止めるのは、紫だった。何も言わず、ただギュッと、蛍の震える体を抱えていた。

「怖い……怖いの紫。レイ様も……勇気も」



 ・  ・  ・



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☆次回 第28話……

 仲間割れ――
 思うところは、人それぞれ。
 それぞれは、それぞれに。行動を起こす。
 協力し合わなければいけないのに! ――



 ありがとうございました。


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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

《前回より……》
28-27話あらすじ


あゆみかん自作連載小説

主人公・松波勇気が異世界で頑張る長編ファンタジー
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どうぞ……


 ・ ・ ・ 


第28話 (侵入)


「全く呆れたやつだ! 何考えてるんだよ、一人で!」

 勇気の予想通り、怒るセナ。勇気と勇気の荷物の一部が消えたので、慌てて捜してみたら港の方へ向かったという目撃談があった。セナはすぐにピンと来てしまった。

「あいつ、一人でレイんトコ行く気だ!」
「何だってぇ!? そりゃまた突拍子のない……。いや、無茶苦茶だ!」
「どうしてそういう事になるのよ!」
「勇気の奴、何考えてるわけえ!? 一人でのり込むなんて!」

 宿屋では、セナ、カイト、マフィア、蛍達と。大騒ぎである。皆、思い思いを口にし騒ぎたて、難しい顔をした。
 いったん空いた間を塞ぐかのように、勇気が居た部屋のドアを開けてメノウが飛び込んで来た。
「お兄ちゃん! 船があるって! 4人が定員ですけどって!」
 メノウの後ろについて来ていた、宿屋の主人に注目した。

「船、お借りできますか!?」

 マフィアが前に出て主人に尋ねる。

「ええ。私の若い頃に使っていた物ですけど。小型のエンジンボートが一隻……。4人くらいがギリギリの大きさですけどね」

 宿屋の主人はそう言った。

「4人……」

「私は残るわ。あなた達で行ってきて」

 セナの顔色を読み、サッと言うマフィア。最初驚いたセナだったが、事が急だった。

「ああ。すまない」
と言った後、すぐさま準備をして宿を出た。

 マフィアが宿の上の階、窓から下を見下ろす。
「皆!」
 宿の玄関からゾロゾロと出てくるセナ、カイト、蛍と紫。一斉に声のする方に振り返って見上げて、マフィアを見た。
 心配そうな、でもそれを堪えているかのような顔で少し笑っていた。

28-マフィア見送り


「勇気の事……絶対よろしくね」

 もちろん、と全員が頷いた。


「行くぞ。早く追いつくんだ」

 セナの かけ声にも、皆が頷いた。
 船の場所へと急ぎ進んで行く。会話は その間には無かった。
 セナは焦りを抑えながら、頭の中で思考と感情が動いていた。

(ったくー……あのバカ! 何が“さよなら”だ!)

 最後に見た、勇気の顔。無理に笑う子どもの顔。今はその記憶が胸を締めつける。

(バカは……俺の方かもな。何を焦ったんだか。ただ……)

 勇気が帰ってきた時の事を思い出す。

(勇気のために言ったのか。俺のために言っただけなんじゃないのか)

 そうあの時。勇気が帰ってきて自分の目の前に現れた時の事だ。ホッと安堵するかのような安心感と嬉しさと……突然に芽生えたような不安感。

(俺……勇気の側に、いつまで居るつもりなんだろうな?)

 一度芽生え気がついた感覚はいつまでも引っかかってしまう。決して消えなかった。

 不安。セナの心中を支配していく。


 ……


 私はデタライト島に一足先に到着する事ができた。途中、何度くじけそうになったか。

 ただっ広い海が四方八方に広がって、そこにポツンと私の乗った小さな舟。ホント、何で無事に着けたんだろうかと思ったりする。
 陸のようなものが遠方に薄っすらと見えた時には、すごく心の中で飛び跳ねて喜んだ。え? アレがそう? マボロシじゃない? だまされてないよね? なんてずっと着くまで誰かに聞いていた。
 時刻も もう夕方に入り、このまま海面で夜を過ごすんだと考えるたび、寒さの震えじゃない震えが私を襲い出していた。本当、自分の無茶というか無鉄砲さを呪い沈みそうだった。

 でも、もう大丈夫! 第一の関門は難なく突破したわ!

 私は砂浜に舟をつかせ、落ち着いた後。島の全貌を見渡した。

 すぐ、森へと繋がっている。人工的な物は見つからなかった。
 島全体が森で固まっているんだろうか。この、先が見えそうにない森の中へと突き進んで行くしかなさそうだった。
 これから夜になっていくからか、森はシンと静かに、存在だけは しているかのように佇んでいる。
 時々、木の葉が風でカサカサと騒いだり遠くの空で鳥の羽ばたく音が聞こえたりしている。

 思い出すのは……マフィアの言葉。
 魔物の巣だと言われて……る事を。

(あ、あはははは……)

 ますます背筋が凍った。今さら後悔しても遅い。

(だ、大丈夫よ、きっと。今まで、色んな強敵と戦ってきたんだし)

 強敵とは、蛍や紫の事……何度か、ぶつかってきた。

(でも、魔物と戦った事ってあったっけ?)

 考える。
 キライオンやゾンビ。その他、諸々。皆、セナやマフィア達が倒していた。ツキワノヒゲヒゲ何たらは酔っ払っていたけれど、結局セナが倒した。
 そんな事を思い出した途端、サー……っと青筋が顔面に広がる。

「だ、大丈夫! 元気元気! 私にはコレがある! それに、いつかみたいに不思議な力が出るかもしれないんだもんね! “聖なる架け橋(セイント・ブリッジ)”とかだって一人で行ってたし! うん、悪運とかは強い方なのかも。きっと!」
と、右手に光る指輪を空に かざした。キラーン、と。誓いのように光る。

「そういえば……“聖なる架け橋”に居た時も似たよーな事を言ってたなぁ……」

 一人で単独行動。で、いざ来てみて、自分の無茶さを自覚する。どんな凶悪魔物がいるかわからない地で。こんな風に怯えては、セナからもらった指輪を見て安心する。

(結局 私、セナを頼りにしちゃってる……)

 少しため息をつく。

 でもすぐにキッと前を見る。

「行こう」

 前に広がる樹海。でも、この先にはレイ達が居る。
 ココまで来てしまったからには引き返したくない。とにかく。
 とにかく、行こう――

 そう心に決めて腹をくくった。そして、第一歩を踏み出した時。
 突然に突風が吹き、森が騒がしく化けた。

「……!」
 
 ビュウウウウウ……

 遠くから、バサバサ! という音が聞こえてきて、一瞬だけ静かになったと思ったらだ。羽音みたいな音が何十にも重なった音になり、重なって重なって。それは次第に森の奥、遠方から近づいてきた。
 ジッと、様子を見ていただけの私。下手に動くと痛みを感じてしまいそうな臨場感。張りつめた場の空気だ。
 森の奥、先から、何かがやってくる気配がした。
 一つではない。

「わぷ!」

 気配の正体を知るべく目を凝らしていた私の顔に、何かが突進してきた。柔らかいもの。
 あまりに突然だったため、ステンと尻もちをついて転んでしまう。
「な……何!?」
と、上半身だけをすぐに起こして辺りを窺う。それは。

 コウモリ。
 コウモリの集団だった。
 集団で、私なんて無視して森から抜けて、空へと道を作るように波となって飛んでいった。

「ひえっ……んん!?」

 慌てふためきながら地面を触ると、今度も何だか柔らかいものに触れた。

28-ネズミ!?



 ネズミ!?

「ぎゃああああ~!」

 悲鳴が響いた。空に気をとられてしまっていたけれど、地面ではネズミの大群が森から押し寄せてきていたのだ。

 ドドドドド。
 小叩く地面の音。私は一気に気分が悪くなった。

「一体、何が起こるの……?」

 嫌な予感か、前兆。
 私の幸運が尽きない事をただ祈るだけだった。



 ・  ・  ・



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 最近、違うことをし始めたからか、小説から遠ざかっています。あら~
 そのうち、こっちに移行しちゃおうか? なんて思っていたりと。
 ……仕事増やす気かバカタレ、と……。

 やりたいなぁ……

 それより、ここの小説、締め切りに追われるようなペースに、いつの間にか、なっちゃってますね。
 いかん!
 何気に違う連載まで始めてるし。
 自滅すんでなかろうか??

 ズギュン。 


☆次回 第29話……

 私はついにレイと対面、そして……バトル!?
 ナイフを持ったが最初で最後――
 本当は……ケンカなんてしたくなかった……。
 でも、でも!

 許さない!
 許さないわ、レイ! ……



 ありがとうございました。


テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学



* あゆみかん自作小説 *


【 イージー・カム 】


イージー・カム・REN 4



* あらすじ *



『 Candy 』……キャンディ。

お菓子。女の名前。

甘ったるい。甘くする。甘美な。


臆病……


イージー・カム・REN 5



「もっと聴きたい……」

一度芽生えた想いは、加速し始める。






↓ 小説(全)はこちらから ↓
小説【 イージー・カム 】へ
一番下に《 立ち読み版・1話 》があります。


ひとつの単語には複数の意味や思いが込められている。
日本で言うなら、和歌の掛詞。
そして オヤジギャグ。ダジャレ。

技巧的、ってことですね。



イージー・カム・REN 4  イージー・カム・REN 3  イージー・カム・REN 5



小説と音楽の融合みたいなジャンル確立ができればいいんですが。
なかなか、そんな簡単に高みには届きそうもないです。




○ お試し版



1話(歌)



『 Candy 』

 キャンディ。お菓子。女の名前。甘ったるい。甘くする。甘美な。臆病。

『 Party 』

 パーティー。仮面舞踏会。社交場。上っ面。表面。人生。

 単語一つに複数の意味。込めた思いは、込めた本人のみぞ知る。
 日本で言えば、掛詞。
 これを技巧に繋げる者を、我……称賛す。


 ……

 Easy Come ...

 歌が聞こえた ―― あの人の歌が。
 あの人が作った、あの人が書いた、あの人が奏でた、あの人が歌った、

 あの人が作った、歌が。

 それは愁いを帯び、物悲しく私の心に自然のように入ってくる。
 あなたにもそんな経験がなかっただろうか、と。問いかけてみたくなった ――


 ……


「ちわーっす。お届け物でーす」
 マンションの一室……せっかくの音楽空間を台なしにさせる、雑音のような声が遠くでした。「まったくもうう!」
 気分を害された愛は、手に持っていた四角く白い無地のクッションを2人掛けのソファに叩きつける。そして普段着のまま玄関へと乱暴に小走りしていった。
 荷物を渡した、何も知らない宅急便屋の若い陽気な男は汗をかきながら、「まいど~」と。営業スマイルで業務の方に戻って行った。
 バタン。
 玄関の重みのある鉄のドアは、勝手に閉まる。ガチャリと内鍵を閉めため息をつきながら愛は、手に持った厚みのある簡易梱包された封筒をよく見ていた。
 送り主である会社名を見て、ふ・ふ・ふと。笑いを一つこぼしている。
 愛は知っていた。中身が何なのかを……。

 CD。
 音楽の、CDだった。愛が今、好きで好きでたまらない、バンドの。

『 SAKURA 』という。インディーズだが、地元人気は非常に高いバンドだった。
 ボーカル、キーボード、ベースギターにドラムと。4人グループとして成っている。洋楽スタイルを好み、歌詞には英語が多く。ロックかジャズ色で演奏する事が頻繁だった。質としては若さゆえに荒っぽく粗削りな部分が見えるも、100人ほどが入る事のできるライブハウスでは毎度毎度の満員で非常に盛り上がっていたという。

 特徴的なのはボーカルの声質、歌唱力と抜群のセンスだった。パフォーマンスなどは決して派手ではないが、愁いと、皮肉を織り混ぜたような歌声はどんな遠くにいるお客の心にでも入り込み響き打たせてじわじわと、そしてゆっくりと徐々に浸透させていっていた。
 重量感があり、それでいて透明で繊細な声質。
 音楽に通じる者の一部の間では彼の事を神だと崇める者がいるらしい。彼のカリスマ性は着実にその広がりを見せていて、恐らくメジャーからの声が掛かるのも時間の問題だろうと思われていた。

「はあー、やっと届いた……ネット注文って初めてだったから、ほんとに注文できてるんだかどうだか。分かんなかったのよねえ~っと……」

 ひとり言を言いながら、愛は簡易包装されている包みを破いていった。開けながらソファにどっかりと腰を下ろし体を埋めさせていった。
 封筒の中から出てきたCDを裏表とひっくり返して。何故か匂いを嗅いでみたりする。そしてソファに寝転がりながら、
「私は、どうして彼の事が好きなんだろう」
と、誰もいないというのに聞いてみたりもした。
 神経は大丈夫だと自信はある愛だったが、少し周りからは変わった子と言われる事も昔からあった……それは大学生になった今でさえもと窺える。

 バンドとの出会いは友達の影響によった。音楽好きの友達から、複数のインディーズ系アーティストやバンドの曲を集めたコンピレーション・アルバムを一枚借りた愛は、全曲何回も部屋に流し続けていた所。その中でどうしても忘れられなく。流し終わった後でも耳に残ってしまうある歌があったのだ……。


『 Candy 』


 ……それは、お菓子の名前。甘美な、という形容動詞。臆病、という意味として使われる事もあるという。
「素敵……」
 何度も繰り返して聴いているうち、世界観という揺りかごに。虜になっている自分を見つけた……それはもう、ご飯も喉を通さないほどで。眠気も起きないほどだった。
 そんな渦中のなかで愛がまず思ったのは、歌う彼が何者なのかという事だ――。

「“REN”……レン」
 CDのジャケットに書かれた参加アーティストの一覧の中に名前を見つける。SAKURAというバンドの名前のボーカル担当は、レンと書いてあった。
(もっと聴きたい……)
 そうやって一度芽生えた愛の想いは、加速をし始めていく。

 音楽というジャンルに対しては今まで何の関心も起きなかった愛は、初めて自分から音楽に触れてみようと思う ―― それは彼ら、彼のおかげだった。そして愛に、次々と行動を起こさせてしまうという不思議な力、その魅力。
 バンドと同名のCDを探し、買い集めたものの中から自分のお気に入った歌の歌詞を訳してみたりした。歌は日本語ではなくほとんどが英語だったので、見ただけでは内容が分からない。しかしそんな言語の壁を感じて唸りながらも、愛は一生懸命に辞書を引き、訳して歌詞の意味を追っていった。中には、どうにも意味の捉えようのない言い回しや単語があり、愛を一日中苦しませる事もしばしばある。しかしそんな時には、その悩ませていた曲をプレーヤーにかけてみて部屋で流しながら聴くと、自然と何か答えが閃いたりしてくれた。
 これを『レンが教えてくれた』と手を合わせ、窓から差し込む光を浴びて太陽を拝んでみた……その繰り返しである。

 歌詞にはまるで、言葉という宝か宝石かが詰まっているかに思えて。次第に愛を別の世界へと導いていった。
 夢をベルという女の名前で呼んでみたり、パーティーをうわべだけの人生だと皮肉ってみたりしていた。
 一つの単語にアレもコレもと意味を複数込めてみているその歌詞の複雑さ、深さ。
 技巧さのレベルは、確実に凡人の域ではない ―― 。
 愛は、歌詞の内容がとてもよく理解できていたが。それが何故できていたのかは、愛自身にも分からないでいた。


『身は 時という概念のもとに とても近づくことは できないね

 でも 心は 近づける

 僕は パーティーで キャンディを 拾った

 君が落とした キャンディを 拾った

 口に入れたら 甘くて 溶けて なくなった

 でも僕の中で キャンディは 消えない …… 』


 ……直訳を経て、シンプルにまとめた歌の歌詞。愛には内容がスッ、と理解できた。
 感動し、涙まで流してしまっていた……。

「レンは傍にはいないけど……レンの声は歌で私に届いた……そういう意味なのね? ……レン」

『君』とは、キャンディの事を……キャンディという形は姿を失くしても、心の中ではずっと残っている ―― 。

 彼は歌った。キャンディを。たくさんの気持ちと意味を込めて ―― その中へ。
 これを技巧と言わずして何と言おうかといった所だろうか。
「レン……会いたい……」

 愛の気持ちは熱を帯びて加速していく。
 止まらない。
 彼の事をもっと知りたい。今は何を考えているのだろうか、と。

 少し、これまでの事をソファに寝転びながら思い返していた愛は開けたCDケースを見て首を傾げた。「ん……?」
 CDに何かが張り付いていた。
 長細い紙である。ライブチケットみたいな事が書かれ ――

「ライブッ!?」

 ガバッと愛は体を起こし、両手で紙だけを持った。目が大きく見開かれる。
 そして両手が小刻みに震えてきていた。
「『CD発売記念100人限定内緒のライブへご招待』……ないしょ?」
 声も震えてきていた。
「『このチケットであなたにライブの参加資格が与えられます』って。要するに私……当たったのっ!?」
 それは奇跡のようだった。愛にとっては運命とさえ感じてしまうほどの。
 愛は動き出していく。
 止まらない。
 たとえ先に何が待ち受けていようとも ――


 構わない。




 * *  * *  * *


 続きの2話は、以下の目次から↓
 小説【 イージー・カム 】へ

 暇な時に描いています↓
 イラストギャラリーに行く


 ありがとうございました。

 

テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

 3rd アルバムカバー
【 The Colour of Spring 】

【 The Colour Of Spring 】


1. Talk Talkと出会う


これは運命なのか? 偶然で済ますのか?
そんな感覚で出会った洋楽の歌があった。

『 Such A Shame 』 ―― by Talk Talk
(2nd アルバムに収録されている)

知っている人が日本では どのくらい いるというのだろうか。
世界的には知られている。
1980年代を代表するバンドである。

活動期間は1981~1991年の10年間。たった10年間。
最初は4人で始まったイギリスのバンドである。

Talk Talk 初期


ニューウェーブ。
時代から、彼らのジャンルをそんな風に言うらしい。

活動していた約10年間は大きく前期・後期と分けられている。
シンセポップ(前期)
ポストロック(後期)
レーベルは、EMI、Parlophone、Polydor,Verve Recordsから。

しかし私の見方からで言うと、
前期・中期・後期で分けてもらいたい。
何故なら彼らは“ 着実に進化していく ”グループだったからである。

そして彼らはジャンルが多種多様。ひとつではない。

そんな彼らのジャンル名をつけるというのも難しい話だが。
私は彼らをこう呼ぼう。

アート・ミュージック
 
……ぴったりだと思う。

それでは まず こちらを……
私が店番中、海外のネットラジオから ひと苦労して調べ上げた歌。
『 Such A Shame 』だ↓
動画(You Tube)を観る

……私は謎に包まれる。
この世界は何なのだ、と……。

歌うボーカルは Mark Hollis (マーク・ホリス)。
作詞・作曲を手がけ、ピアノやギターも演奏する。
バンドはこの彼のためのバンドと思われている(バックメンバーも凄腕だと思うが)。

天才とまで言われている。

私も同感。
理由が ちゃんと説明できるが長くなるので また後日。
頭の中に音楽を思い描き 表現ができる気高き真のアーティストとでも言っておこう。
彼は暗号のような歌詞を書き、私を悩ませてくれる。
初期の頃は営業的でポップだが、後期になると幽玄とも沈黙とも言葉を探さなければならなくなる、音楽を作り出す。

独特。

稀有。

最近、新たな言葉を発見した……「時代の先を行き過ぎた悲運なバンド」。
納得。

高評価をもらい熱狂的支持者も居るものの……。

知ってくれ、日本人!

私はブログを書く!
日本で広めるために!

mixiでは研究コミュを立ち上げた(入ってくれー)。
歌詞もアルバム3枚目までは意訳した(全部でアルバムは5枚ある)。
CDも大人買いだ。
アマゾンで初めての海外ネット通販だ(新品と聞いてケースにカスリ傷が多いぞ気をつけろ)。
日記もTalkばかりだ(尽きない)。
自作小説にも影響が。
眠れなーい!
構わない。


……とまあ、そんなわけで。こっちのブログに進出だ。

よろしく。


オススメ動画(You Tube)で視聴どうぞ↓クリックで すぐ見れるはず(消されてる場合もありますが)

【 Living in Another World 】を視聴する(You Tube)
※虫苦手な人は注意↓
【 Life's What You Make It 】を視聴する(You Tube)
※アニマルだ↓
【 It's My Life 】を視聴する(You Tube)

個人的に好きな静かな後期色の歌↓
【 April 5th 】を聴く(You Tube)
【 New Grass 】を聴く(You Tube)


広げよう♪ Talk Talk ♪
2へ 続きます。

テーマ : 洋楽
ジャンル : 音楽

《前回より……》
29-28話あらすじ


あゆみかん自作連載小説

主人公・松波勇気が異世界で頑張る長編ファンタジー
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なお、第2話以降からは こちらに本編を掲載せず、
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そちらへお進み頂きお読み下さい。

第29話の一部だけ、こちらに掲載しております。
どうぞ……


 ・ ・ ・ 


第29話 (攻防戦)


「どうした? 手が震えてるぞ」

 変わらない冷ややかな声の調子で言うレイ。

 私は、まんまと奴の策にハマッてしまったのだ。こいつの頭の中では、常に張り巡らされた策でいっぱいなのかも。セナだって何度か言ってた。レイは、頭がいいとか天才だって……。冷静で徹底主義で、粗がないって。その頭脳で、大人でさえ言いくるめてしまうって。

 レイは私にココへ来るように仕向けた。一人で来たのはたまたまだったけれど、恐らくセナ達と一緒に入り口をくぐったとしても。何らかの方法で結局私を単独で行動させようとしたんだろう、私達の行く先々の村や街を襲っていたのも、そのため。私が、レイを心底憎むように。そして、レイの元へ来るように、仕向けた。

 悔しい。
 悔しいわ! 何でそれぐらい気がつかなかったの!

 いつかカイトが疑問に思ってこぼした事はあった。何で、レイは私達の先回りをしているんだろう、って。少し頭には引っかかってはいたけれど。
 レイは ただ闇雲に四神鏡を探しているのだと思っていた。なのに、そんな裏があったなんて。結局 私はそんな深く考えていなかった。

「どうして私と戦いたいの? 私が“救世主”だから?」

 怒りで震えているのを堪えて聞く。レイは私の最初の攻撃をかわして、私の背後に居た。

「お前の本当の力を見たい。蛍と戦った時の、あの“力”を……」

 レイは言った。瞬間、私はドキリとする。
 その事は、ずっと触れないで心の奥にしまっておいた事。蛍がまだ敵だった時、私と一対一で戦った。せっかくカイトからもらった人形をダメにしてしまい、カッとなって私が放った“攻撃”の事だ。あれで私、丘を一つ消してしまった。オボロゲにしか、覚えていないんだけど。私は てっきり、セナにもらった指輪のおかげなんだと思っていた。今もそう思っている。だけど……。

「私は一般人。何の力も持ちはしない。おあいにく様ね」
 ニヤリと笑ってやった。本当は足も、ナイフを持つ手も震えているんだけれどね。何とか踏ん張って強がっている。怖いけれど、だけど……!

 レイは顔色一つ変えず、いきなり指をパチンと鳴らした。すると、私の背後にパッと何かが現れていった。

29話3スクリーン


 それは大きく、映写機とかで映されるスクリーンのようなもの。しかも横並びに3つ。パッ、パッ、パッ。
 驚いたのは、中央のスクリーンには この城の入り口らしき映像が映し出されていて、セナ、カイト、蛍、紫の4人の姿があったのだ。
「セ、セナ……皆。来てくれたの……」
 ナイフを持つ手が緩んだ。あまりの感激に顔もほころびた。
 セナの真剣な顔……セナとは、ケンカ別れ風になってしまった。てっきり怒っているんじゃと思っていた。でも、来てくれた……嬉しい。
 ところが、私のそんな姿を見て、レイはまた口元をニヤつかせた。


「何処を見ている救世主。セナ達は、ココへは来ないぞ」


「え……?」

 一瞬だけレイの方を見て、またスクリーンの方を見た。するとどうだろう、セナ達の進む先には、3本の分かれ道が。おかしい、私が通ってきた廊下では分かれ道なんてなかったはずじゃ。どういう事なの?

 とにかく、声は聞こえないんだけれどセナ達は集まって少し話し合った後に。3手に分かれ、それぞれ道の先に向かって歩き出していった。セナは右の道に、カイトは中央の道へ、蛍と紫くんは左へと。それぞれが歩き出し、各スクリーンで個人を追うように映し出されていった。
 まさか そのために用意されたスクリーン?

「救世主ともども。単純で楽だ、わざわざ別行動をとるとは。よっぽど救世主のおかげで焦っているのか、考えが足りない」

 レイが愉快そうにスクリーンを見て一笑する。レイの言葉は私の胸にチクチクと針をさすよう。
 単純で悪かったわね! ああそうですよ、考えなしですよぉ!
 私はアッカンベーでもしてやろうかと思ったが、さらにバカさをアピールしてどうすんだと引っ込めた。

「あ……!」
 気がついた。それぞれの道先には。

 敵が、立ちはだかる。

 右の廊下を突き進んで、何処かの部屋へと入っていったセナの前には、鶲が。中央のスクリーンでは同じくして、何処かの部屋へと入っていったカイトの前には、さくらが。そして、左のスクリーンに映し出された蛍と紫くんの前には……お坊さん?
「蛍が言ってた……紫苑、ね」
 頭はツルピカ。毛は生えていない。無表情に見えるが、落ち着き払ってまるで存在が感じられない雰囲気が漂う。沈黙を肌に感じる奇妙さが伝わってきた。

 それぞれが、それぞれに。対面していた。

「大事なゲスト達だ。最高の もてなしをしてやろう」

 言ったレイは邪尾刀を叩きつけるようにブンッ! っと下めがけて一振りした。

 ビシィィイッ!

 軽く振っただけなのに、床に亀裂が走る。斬れ味、絶好調とでも言いたいんだろうか。風圧だけで硬そうな床に大きな傷が。

(殺される……)

 嫌な汗が背中を伝う。ナイフを構えて体勢はとってはいるけれど、内心ビクビクしていた。さっきの怒りは。悔しさは、何処へ行ってしまったの?
 どうする私……本当にレイと戦うの? 確実に殺されるとわかってて?
 確実に……なんて言ってしまったけれど。勝てる自信がない。

 そうじゃないのに。
 こんな、武器で取りあうために来たんじゃないのに。

「どうした? かかってこないのか? なら、こっちから行くぞ」

 ハッと、気がついた時はもう遅かった。
 私の緊張と恐怖で固まった体は、瞬時には動いてくれるはずもない。

 レイの刀は私の胸を刺した――。




 セナと鶲は睨み合っていた。いや、睨んでいたのはセナだけで、鶲はさも面白そうにセナを見ていただけだった。しばらく両者とも、相手の出方を窺っている。

「どいてくれ……つっても無駄だな」
「無駄だね」

 そう即座に返す鶲の言葉にハァ~……と大げさなため息をついた。これまで、鶲にはえらい目に合わされてきている。今回もそうなんですかと、セナはうなだれた。
 しかし勇気の事もあったので、セナは焦っていた。鶲には決して見破られたくはなかったので、精一杯の余裕を見せるよう胸を張っていた。

「そういや、お前とこうして戦うのは初めてじゃなかったっけ」

 などと話しかけたりした。

「そうかもね。僕、争いごとはあんまり好きじゃないんだ。大椅子にでも座って机上で空説だの理論だの、述べている方が好き。だって僕の役割は業師。今回のこの戦いの組み合わせは、僕が決めたんだよ。レイがどうしても救世主と戦いたいって言うからさ。ま、しょーがないって感じでね」

 ステップを踏んだりしておどけてみせた。セナは眉をひそめる。

「レイが勇気と戦いたい? 何故だ?」

 セナの疑問に答えながら、首を回したりして準備体操を始めている。

「あの人は僕と違って戦いが好きなんだよ。救世主の行動を監視していて、大いに興味を持ったんだろうよ。……ただの直感かな? それとも」

「だから、襲う所の対象を俺達の目指す場所にしたんだな。俺らを誘ってやがったのかレイの奴……!」

 軽く舌打ちをして歯を食いしばった。鶲を見ておらず、横目で部屋の白一色の壁を睨んでいた。

「レイにとって、救世主なんてどうでもいいのさ。利用するだけ利用するつもりらしいけどね」

 すると鶲は、おしゃべりはこの辺でおしまいとでもいう風に手のひらをセナに見せるように前に広げた。


 ボコ、ボコボコボ……コ。


 床が見えない力で砕かれて、大石や小石へと割れていく。そうしてなった破片や塊は、すう、っと個々上昇し鶲を中心に。鶲を囲んで浮かんでいった。
 その数は増えていく。浮かび ある程度にまでいったら静止して。増えて、増えて……。

29話ひたきの攻撃!


「これはレイの技だよ。四師衆は皆、レイから技を教わったんだ」

 段々と小石はまたその数を増やしていく。
 やがて堰をきったように鶲が呪文を唱えた。「“飛礫”!」
 そう唱えると、浮かび上がった小石や破片は全てセナに向けて発射された。スピードがかなりかかっている。

 だがセナはこの技を知っていた。というより、話に聞いていた。レイがこの技で、3人の人間を殺してしまった事を……。だから予想できた分、守りが速かった。

「“風車”!」

 鶲が先ほど攻撃したのとほぼ同時ぐらいに、セナは呪文を唱え強風を起こした。強風は円や弧の形を描き、飛んできた無数の小石を残さず全て弾き返していった。弾き返された石は、鶲へと数個、数十個と当たっていく。
 鶲が放ったよりも さらに倍以上のスピードをつけた石は弾丸と化し、幾つかは鶲の体をも貫いていった。

「っつ……!」

 思いもよらない反撃に、ひるんだ鶲の隙を突いてセナが次の技を唱えた。

「“剃刀”!」

 風が横一文字の無数の刃となって、鶲を襲う。

「うわあっ!」

 容赦ないセナの攻撃に鶲は傷を全身に受けつけ、倒れた。ガックリと首を地面に打ちつけ意識を失う。
 近寄り、なんと一つも呼吸を乱す事無く黙って鶲を見下ろした後。先を急ぐべく出口を探そうと周囲を見渡すセナ。
 何よりも、勇気の事が心配でたまらなかった。



 ・  ・  ・



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 ここのブログも ぼちぼち発展させようかなあと思います。
 何だか、音楽にハマッちゃってから。自分を中心にあちこち広げようとしてますね。
 何をやってんだろうか……。
 もはや、『隠れ秘密基地』でも何でもない。
『隠れてない秘密じゃない基地じゃないかもしれないけどじゃあココ何』に改名しなくてはいけないかもしれません。 


☆次回 第30話……

 刺された……邪尾刀で。レイに。
「勇気――」
 セナの遠ざかっていく声。気が遠くなる。
 
 私は――

 どうなる――

 ……?

 

 ありがとうございました。


テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

《前回より……》
30-29話あらすじ



あゆみかん自作連載小説

主人公・松波勇気が異世界で頑張る長編ファンタジー
シリアスあり、コメディー要素ありとなっていますが
作品中、今後の経過により残酷な描写があるかもしれません。
同意した上で お読みください。
なお、第2話以降からは こちらに本編を掲載せず、
別のサイト「小説家になろう」への小説直リンク先を貼って追加更新していこうと考えていますので、
そちらへお進み頂きお読み下さい。

第30話の一部だけ、こちらに掲載しております。
どうぞ……


 ・ ・ ・ 


第30話 (脱出)


「陰陽師を倒したという事か」

 レイの目が鋭く光った。陰陽師とは、さくらの事である。カイトが倒してきた四師衆の一人。
「何だ お前……」
 レイの視線が突き刺さる。カイトはたじろぐ。

「こんな雑魚にヤラれるとは……ふ、まあいい」
 微笑し、メガネを整え直した。そして邪尾刀を思いきり振り上げ、ビシリと手前に構えた。
「ココに来たからには生きて帰れると思うな」
 声を出すと同時に刀を振った。

 そしてレイの攻撃。それから続けて、何度も何度も斬りにかかってきた。

「“硝子”!」

 残り少ない力で必死に防御するカイト。全身大くらいの大きな厚いガラスがカイトの前に作り出された。
「そんな玩具が、この俺に通用すると思うのか?」

 また、レイの一振り。ガキン! と一度の凄まじい音をさせて、ガラスの防御壁は砕かれた。ガシャグシャ、パリンと……余音と共にガラスは割れていく。

 レイがカイトへ斬りつける。何とかギリギリでレイの攻撃を避けるカイトだったが、全てを避けきる事ができない。瞬く間に服も肌もボロボロになって赤く染まっていく。何度も何度も向かって来るレイの攻撃で、体力は削られていく……。

「カイト!」
 セナが風を起こす。レイを包み込む、強靭な風の渦。

「“竜巻”!」

 風がレイを中心にグルグルと巻きつくように旋回し、やがてその風は鋭い刃となってレイを見えなく隠すほどに層を作り出し渦巻いて……。

「ふん!」

 光景を見ただけで凄まじいと思わせるセナの技の風だったが、レイが少し気合いを入れただけで全部が一瞬のうちに弾き飛ばされた。
 散った風の名残でふわっ……とレイの髪を撫でるようになびかせるだけのそよ風になってしまった。レイは さも心地よさそうにクスリと笑った後、手を天井へと差し出した。

 広げた手の平の上に、ボンヤリとした黒い『闇』の塊が浮き出た。そのまま手元に腕を下ろし微笑ましく見下ろすと、やがて塊は2個、さらに分裂し4個、8個、16個……と大きさは変えられず増えていった。そしてレイの元から広がって部屋中にいっぱいになり、次第にカイトとセナを取り囲んでいった。


30話レイの独楽


「何だコレ……」
と、つい。腕が ソ レ に触れてしまう。触れた瞬間、ボンッ! と小規模でソレは爆発し、カイトの腕が少し焦げた。「ぎゃあっ!」
 小さな衝撃も、疲れた体には大きくこたえる。

「んな……爆弾!?」
「動くな!」

 焦る。セナがすぐカイトを制した。
 身動きできない2人に向かい、レイは表情を変えず次の攻撃へと準備する。
 指をさしたまま、セナとカイトに向かって腕を持ち上げ、声は部屋中に無数に浮かぶ黒い塊達全てに隅々まで行き届くように発せられた。

「…………“独楽”!」

 そう言った時。空中に浮かんでいた黒い塊は形状はっきりしない『闇』ではなく、黒い『独楽』の形になった……!
 独楽は、急速に自身を回転させ始めた。存在している塊、全てがだ。

 回り始めて数十秒。規則に従っているのか、ある程度回転した後に独楽はそれぞれ意志を持った従者のようにセナへ、カイトへと発射された。
 触れたならもちろん、爆発だった。

「うわああああああ!」
「ぎゃあああああ!」

 悲鳴が飛ぶ。しかし、幾重にも度重なる爆発の衝撃は止まらない。肌や髪の焦げる匂いが辺りに広がった。セナは風を、カイトは氷や水を出し防御しようとするが、連続爆発の勢いで技を繰り出す暇もなかった。
 地獄としか、言いようがない。

「まるで……“死への踊り”だね……」

と、レイの背後で腰を下ろして眺めていた鶲が言った。セナとの一戦での傷が、相当こたえているのだろう。自分で自分を治療し、見物しながら回復していた。


30話レイ笑う


「休んでいろ。ココは俺一人で充分だ。……だがその前に、さくらを助けて来い」
「了解」

 スッと立ち上がってフッと消えた鶲。と同時に、全ての独楽が爆発し終わった。プスプスと立つ煙が静まっていく。

 レイの前に、倒れている2人……セナとカイト。うずくまった格好で倒れ、痛みに苦しんでいた。
 レイが近づく。セナの頭を片足で踏みつけた。片手をコートのポケットに突っ込み、グリグリと足でセナの髪をかき混ぜる。
 地に這いつくばる2人を堂々と見下し、唾を床に吐いて捨てた。

「手応えがない……」

 セリフも吐く。とてもつまらなそうにため息も。
 肩をほぐすために首を回し、邪尾刀をかついだ。そしてこう言った。
「一応、体内を調べさせてもらうか」
 静かに、邪尾刀をセナの胸前へ狙いを定め構えた。このまま、一気にいつでも刺せると脅しを込めて。

「く……くそぉぉお……!」
と、カイトがセナより2・3メートル離れた所で起き上がれずにありったけの力で叫んだ。2人とも意識があっても、動ける力がない。

「悔しいか? セナ……」
 母親が子どもに語りかけるくらいに優しい声で、かがみ込んでセナの耳元で囁いた。「レ……イ……」と呻くセナ。床に沈められているその有様は、なんと無様な事かと。
 だがそんなセナ達の醜態が、レイにとっては快感であり、悦びだった。

「はははははは!」

 声を大きくして嘲笑った。この、爽快な気分をゆったりと味わっていた。
 だが――。
「は……」


 レイの動作がピタリと止まった。
 信じ難い顔をして、ソロリと……後ろを見るため振り向いた。


 そしてさらにまた、『信じられない』『まるで夢なのか』という顔をさせた。レイの背中に突き刺さるナイフ……つう、と傷口から血液がこぼれ出し流れている。血はナイフの刃を伝いやがては離れてポタリ、ポタリと……。
 床に赤の飛沫が重なっていく。

「何故……何故、お前が……?」

 レイは それを言った途端 ゴフッ、と口から吐血した。そしてヨロヨロとよろめき後退して、溢れてくる止まらない血を手で受けながらワナワナと震え出した。
「まさか……お前が……」
 目の前に居る人物を凄い形相でひと睨みし、「お前が!」と叫んだ後。ガクンとヒザを落とし前のめりで倒れてしまった。


 ・  ・  ・



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 厨房が暑い……いや、『熱い』か……?
 店番をしているんですが、売り場とは空気が全く違い。
 暑いったらないですね。でもレジ待機しとかないと。仕事だし。
 ここで執筆するのはいいけど、PC、溶けないかしら。

 じゅうう~。


☆次回 第31話……

 キースの街へ逆戻り。
 レイの説得、大失敗。

 どうなっちゃうんだろ、これから……?


 

 ありがとうございました。

※ココを訪れた方にはラッキーな情報を。
 次回のサブタイトル、いい感じですね。『復活の女神』。
 女神と書いて『ハルカ』。

 女神かよ~ 笑。


テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

 Talk Talk in 1988
Talk Talk in 1988

左から Mark、Webb、 Lee


2. Wikipedia を読む

Talk Talk ――

Wikipedia …… http://en.wikipedia.org/wiki/Talk_Talk より訳してみました▽


 ロンドン(イギリス)発
 ジャンル:ニューウェーブ
 シンセポップ(前期)
 ポストロック(後期)
 活動期間:1981-1991
 レーベル:EMI、Parlophone, Polydor, Verve Records 
 
 関連して .O.rang、ティム・フリーズ・グリーン (ヘリゴランド)、Bark Psychosis

 元メンバー/ マーク・ホリス、ポール・ウェブ、リー・ハリス、サイモン・ブレンナー


 Talk Talk は1981年から1991年まで活動していたポピュラーなイギリスの音楽グループ。
 前期の、シンセポップ/ニューウェーブなシングルスの中でも主に「Talk Talk」、「 It's My Life 」「Today」「Such A Shame」「Dum Dum Girl」「Life's What You Make It」「Living in Another World」が国際的にヒットしている。
 しかしながら音楽界では、彼らは その後のアルバム制作の試みでアート的であると認識されるが、その前はポストロックジャンルと思われていた。


●始まり

 Talk Talk は、マーク・ホリス(ボーカル)、サイモン・ブレンナー(キーボード)、リー・ハリス(ドラム)、およびポール・ウェブ(バス)から成るカルテットとして始まる。
  ホリスは、Eddie and the Hot Rods のマネージャーで名祖でもあったエド・ホリスの兄弟で 、Reactionと呼ばれるパンクバンドを始めた。

 それらはニューウェーブ運動に関連している。

 EMI レーベル仲間デュランデュランなどのバンドはそれには敵対的であった。

 このラインアップは即座に【 The Party's Over 】と称され、アルバムにも付けられて1982年にデビューEP 盤をリリースした。


 1st デビューアルバム
 1st 【 The Party's Over 】

  【 The Party's Over 】


 このバンドは、コリン・サーストンで制作された「Talk Talk」「Today」シングルとともにイギリスで結成された(また、デュランデュランとハワード・ジョーンズも同じくヒットを起こしている)。

 LP盤ではないのがよく出ていた1983年、Roxy Music共同制作者レット・デイヴィースによって制作された「My Foolish Friend」をプロデュース後にブレンナーは去った。
 ここに、バンドは第4非公式のメンバー、ティム・フリーズ・グリーンを加える。(フリーズ・グリーンは、Talk Talk のキーボードプレーヤー、プロデューサー、およびホリスとは頻繁に書くことになるパートナーになった)。
 バンドのスタジオへの一流の貢献者だったフリーズ・グリーンだが、いつもライブの間はバンドと共に演奏せず、または宣伝活動でも現れなかった。
 そして 活動するのを止めなかった Talk Talk は1986年へと駆け出していく。


●成功

   2nd アルバム
 2nd 【 It's My Life 】

   【 It's My Life 】


 Talk Talk はアルバム【 It's My Life 】 で、ヨーロッパ中に1984~85年頃、大成功を収めた。
 その中のシングル曲である「Such A Shame」(歌は“Dice Man”という本にマークが影響され)は、多くのヨーロッパ人ニューウェーブリスナーの間で、短期間 数カ国で大ヒット・ナンバーワンになる。前述のタイトルカットは大当りとなった。
  しかし奇妙な事に、このアルバムとそのシングルスは彼らの地元イギリスでは比較的無視されていたという。ただ、彼らを かなりのカルト信者が支持したようだが。

 彼らは結局 クラシックスタイルをとる事に決め、ニューウェーブスタイルを捨てる事にした。それが1986年のアルバム【 The Colour of Spring 】である。


   3rd アルバム
 【 The Colour of Spring 】

【 The Colour of Spring 】


 これがイギリスでの最も大きなアルバム成功となる。シングル「Life's What You Make It」はトップ20位入りした。そして再びヨーロッパではヒットアルバムとなり、もう一つの「Living in Another World」はトップ40位入りを果たす事になった。
 この時までは、全て Talk Talk の歌はホリスとフリーズ・グリーンの作詞であった。
 アルバムゲストに、スティーブ・ウィンウッドを迎えている。

【 The Colour of Spring 】の成功は、次のアルバムの収録に向けて予算とスケジュールが当てられバンドに提供された。
 多くの他ミュージシャンからの協力を得て一年がかりで制作されたアルバム【 Spirit of Eden 】は、1988年、EMI'sParlophone レーベルでリリースされた。

   4th アルバム
 4th 【 Spirit of Eden 】

  【 Spirit of Eden 】


 アルバムは、ホリスとフリーズ・グリーンが編集し、デジタル機器を使用して何時間もの即興編成でまとめられたものである。
 完成されたアルバムはロック、ジャズ、クラシック、背景音楽のミックスのものだった。
 あまり受け入れられず、その中でアルバムは商業的から見ても前回ほど発展的では無かったが、バンドはこれを支持しての巡業は無いと表明していた。

【 Spirit of Eden 】の制作の間、Talk Talk のマネージャーである Keith Aspden (キース)は、バンドをEMI とのレコーディング契約を解約しようとしていた。
「私は、EMIがこのバンドのいるべき会社ではないことが分かっていたんです」と、Aspden は言った。
「私は別のアルバムをレコーディングするためのお金もそこには無いのが たまらなくて」とも。
 しかしながら、EMI は名記にバンドを入れ続けたがっていた。
 何カ月もかかった訴訟の後に、バンドは やっと契約から解放された。
 しかし今度はEMI がバンドを訴えた。【 Spirit of Eden 】が「商業的に満足できるものではない」と。しかしそれは法廷外で言われた事である。

 1990年に、Talk Talk はポリドールと2枚のアルバムについて契約をした。
 彼らは1991年、Verve Records 銘記のときに【 Laughing Stock 】をリリースした。

   5th アルバム
 5th 【 Laughing Stock 】

 【 Laughing Stock 】


 今回までで、ウェブはメンバーから抜けた。

 Talk Talk はその時までに、本質的にはホリスとフリーズ・グリーンのスタジオ収録のためのブランド名にしかすぎない事に変化していた。セッションスタジオのプレーヤー達と共に(長期に渡る Talk Talk ドラム奏者のハリスを含んでいて)。

【 Laughing Stock 】は実験的サウンドを具現化したもので、(「ポストロック 」と何人かの評論家が遡及し分類した)【 Spirit of Eden 】からバンドは それを始めたのだった。
【 Laughing Stock 】は前回よりさらに多くのミニマリストスタイルを採り入れていったが、イギリスのアルバムチャートではトップ30入りを達成する。

 バンドはEMI に身を置いたまま、レーベルは1990年に【 Natural History 】を発表した。
 それはイギリスで100万枚以上売れ続け、イギリスアルバムチャートでは3位に上がった。

 また1984年シングル「 It's My Life 」が再リリースされ、そしてそれが母国へのバンドの最も大きい成功になり、イギリスシングルチャートでは13位となった。

 バンドに関心が新たに高く向けられるのに対して、レーベルは1991年に【 History Revisited 】という、12インチ シングルスの編集をし、トップ40位入りになった曲のオルタナティブ版をリリースした所、リミックスアルバムとしては異常に高い値を示す事になった。 だがバンドの許可もなくされた為、EMIを訴える事になった。


●解散とその後

【 Laughing Stock 】の後に、Talk Talk は解散した。

 ポール・ウェブがリー・ハリスと共に再び、バンド.O.rangとして組んだ時には、ティム・フリーズ・グリーンはヘリゴランドという名で活動を始めた。

 1998年にマーク・ホリスは自分の名前をつけたソロデビューアルバムをリリースする。【 Spirit of Eden 】【 Laughing Stock 】でのポストロックサウンドをミニマリストとして持ち続けた。

 ウェブは また、ベス・ギボンズがいるラスティン・マンという名のもとで2002年に【 Out of Season 】をリリースし、ハリスは2004年 Bark Psychosis のアルバム【 ///Codename Dustsucker 】に参加した。

 2002年に、ドイツの1980年代のポップスの歌手(サンドラ)は、ドイツで小さい方のヒットになった「Such A Shame」のカヴァー・バージョンをリリースすると、ハンガリーとチェコ共和国でそれぞれトップ20と30に達した。

 また2002年、歌「Life's What You Make It」は Rockstar Games テレビゲーム、グランド・セフト・オートで使用された。

グランド・セフト・オート・バイスシティ サウンドトラック一覧



 2003年にカバーバージョンがリリースされた「 It's My Life 」は間違いなく国際的大ヒットとなる。

 2006年に歌「 It's My Life 」は、ゲームシリーズ「 グランド・セフト・オート・バイスシティ・ストーリーズ 」のラストに含まれている。

グランド・セフト・オート・バイスシティ・ストーリーズ サウンドトラック一覧


活動期にリリースされたアルバムは主に以下5枚↓。

 1982: 【 The Party's Over 】
 1984: 【 It's My Life 】
 1986: 【 The Colour of Spring 】
 1988: 【 Spirit of Eden 】
 1991: 【 Laughing Stock 】

解散後、編集版など数多く存在する。

Talk Talk ディスコグラフィーはココ

 ・ ・ ・


おまけの You Tube (消されてたら ごめんなさい)↓
♪【 The Last Time 】を聴く(2nd アルバム6曲目 収録)

Let the show begin♪ (ショウを始めさせてください)



広めよう♪ Talk Talk ♪


3へ続く。

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作品リスト(2007-)
001 何かを飲み込んだ少年
002 ほうきとちりとり はセットではない!
003 岡目八目失敗談
004 想像力豊か物語
005 24時間以内に観なければ死ぬビデオテープ
006 看板屋のゆううつ
007 さよならお化けのキャーちゃん
008 イケメンと警察官
009 うさぎとかばやき
010 ウィンドーショッピング!
011 太陽とくもりさん
012 「何かにきく薬」
013 ミートコロッケの逆襲
014 白い銀河に謎の宇宙
015 足が長いただのオジさん
016 マヌカンが吠えるとき
017 お湯をかけてから三年
018 ピーターパンはいない
019 ストロベリー・オン・ザ・軽機関銃
020 サンタが感謝!
021 かくれんぼを しよう。
022 七神創話
023 5リズム
024 世界であ・そ・ぼ
025 とりつかれたクリスマス・イブ
026 白い銀河に謎の宇宙2-惑星シャンプー効用編-
027 シキオイオイ
028 金と運
029 殺人的不味さチョコレート事件
030 作者とおかしなストーリー
031 開かないトビラ
032 《あゆ森たろ短編集1》
033 道化師消失-黒いピエロ
034 おせっかいティーチャー
035 恐怖の大魔王2007
036 [ToAnotherWorld] - song by JOY4
037 電卓のなかの魔人
038 神様、ふざけすぎる
039 イージー・カム
040 作者とおかしなダイストーリー
041 七神創話【携帯版かも】
042 ここから Fly and Fall
043 雪女をスクエスト
044 ポスターが笑った
045 おかしいな? ハウマッチ
046 なにも見えない……
047 さんすうリズム
048 あなた、普通じゃない
049 テレビに話しかける
050 第一章【ピアノと天使】
051 蜘蛛絵図[クモアート]
052 笑い病
053 鮮やかな裏切り
054 サンタとおかしなストーリ
055 病気のシン・レイラ
056 悪魔な子どもたち

まどろみ世界NappleTale
秋『セシルの秘密花壇』より
曲題 Folly Fall
Napple Tale


↑春・花小説企画2009↑

057 掟破りのカーネーション
058 迷子をさがせ
059 《あゆ森たろ短編集2》
060 服を着せられていく話
061 生存者「e」
062 飛び出す絵本
063 シュセンド
064 見た目さんかく
065 無重力G
066 いもこん。
067 発送マニア
068 残像
069 さっぱりした関係
070 悪女へ
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072【 BANZAI☆ロボット 】
073【リターン・トゥ・マイライフ】
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075【雪達磨は奔走する】

Merry Christmas Mr Lawrence
戦場のメリークリスマス

076【つくりすぎたサーターアンダギー】
077【そらかける馬】
078【梱包マニア】
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083【刃物を持った男ワールド】
084【アドルフストロイカ】
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086【SNOWLAND】
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088【イチゴのショート劇場】

あなたのSFコンテスト

089【彼の子どもを好きになりました。】

夏のホラー2014

090【気づいて】
091【作者とおかしなSFストーリー】

冬の童話祭2015

092【季節、あげます】
093【きつねどん かぜひいた】
094【きつねどん かぜひいた(黒ver.)】

夏のホラー2015



095【ドッジボールしよ!】

冬の童話祭2016

夏のホラー2016



096【裏野ハイツで猫が啼く】

冬のなろう童話祭2017

097【季節をめぐらせて】
097【ウラノDLで猫が啼く】
>
夏のホラー2017


ここまで 次作お楽しみに☆
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【SF企画】
■さんすうリズム(2008年)
■シュセンド(2009)
■リターン・トゥ・・(2010)
■BANZAI☆ロ・・(2010)
■耳鳴り(2011)
■SFのとーり!(2011)
■アドルフストロ・・(2012)
■彼の子どもを好・・(2014)
■作者とおかしなSF・・(2014)

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【夏ホラー企画】
■ポスターが笑った(2008年)
■おかしいな?ハウ・・(2008)
■なにも見えない(2008)
■赤いくつ?(2010)
■アナアナ(2011)
■音楽室の仕掛け(2012)
■彼女の名は、ド・・(2013)
■気づいて(2014)
■ドッジボールしよ!(2015)
■裏野ハイツで猫が啼く(2016)
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なろう企画 夏ホラー

夏のホラー2017

夏のホラー2016

近くに居たのに

096【裏野ハイツで猫が啼く】


夏のホラー2015

不思議ホラー空間へ

095【ドッジボールしよ!】



夏のホラー2014

↓2014ホラー参加作品↓
よく考えれば・・

090【気づいて】

↓過去の参加作品もどうぞ↓

hora2013 

2013 夏
夏ホラー2013

無差別殺人者の心理
087【彼女の名は、ドンキー】

2012 夏
夏ホラー2012
085【音楽室の仕掛け】

hora2011 

2011 夏
horror2011.gif
080【アナアナ。】

2010 夏
夏のホラー2010
071【赤いくつ?】

2009 夏
夏のホラー2009
↑なろう*初の公式企画↑

* * *

↓なろう有志企画↓

2008 百物語

☆2008 百物語編☆
夏ホラー3小説
044【 ポスターが笑った 】
↑怖くないホラー↑
045【おかしいな?ハウマッチ】
↑グロいミュージカル風↑
046【 なにも見えない…… 】
↑『怖さ』とは?(残虐注意)↑

☆どうぞお立ち寄りを☆
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<小説家になろうSF企画>
あなたのSFコンテスト

*終了しました*



089【彼の子どもを好きになりました。】



091【作者とおかしなSFストーリー】

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企画作品への感想
まとめました


* * *

☆☆ 空想科学祭 ☆☆
1タイトル 可憐1 動画431KB ado動画2 アドルフストロイカ
084 アドルフストロイカ
まだ連載中orz

☆2012 夏☆
空想科学祭2012

タイトルmimi_mannga_02

☆2011年 夏☆
空想科学祭2011

耳鳴り
↑《RED/短編》↑
079【耳鳴り】

SFのとーり!
↑《BLUE/中編》↑
081【SFのとーり!】

☆2010年 秋☆
空想科学祭2010

65_5b0d5cb223_jpg.jpg
072【 BANZAI☆ロボット 】
94_c8bca814c6_jpg.jpg
073【リターン・トゥ・マイライフ】

☆2009年 秋☆
空想科学祭2009
063【 シュセンド 】

☆2008年 秋☆
banner.jpg
047【さんすうリズム】
* マイ アルバム なう *
いろいろ描いてきた
QRコードというらしい
QR
よく来たね~

あゆ森たろ

Author:あゆ森たろ
□□□□□□□□□□□□□□□
(- -)こんにちは~
新名「あゆ森たろ」
旧名「あゆみかん」
といいます。

ここはひっそりと
自己満足にひたる
我が秘密基地(別荘)
快適かもしんない
でもあんまり力入れてない
いいじゃん適当に
つくっただけさ
ヘイ ボーイ
ド根性ガール
そんな
ユルイカユイハズイ
空間
『あゆまんじゅう。』
(「。」を忘れないで)
です。

主に自作小説を書いたり
(リンクからどうぞ)
本も出版してたり
(リンクからどうぞ)
企画にも顔を出してみたり
(リンクから*しつこい)
絵もたまに描いてますが
ヘタレ@。
日々画力は低下。
昔のテクは何処いった?
それはもう遠い
過去のこと・・

ネット公開しときながら
ここはあくまでも
秘密基地(本家はmixi)なので
宣伝はこっそりと
お願いします(矛盾)。

放置しているかと
思われますが
その通りです。
深く考えても何も
もらえません。
むしろ損です。
注意。

しつこいエロと勧誘
うるさい偏りお断り。

ただ調和と癒しを好む。
平穏大事。
哲学する。学問する。
ぷはぁ~
芸術する。

叫ぶのは、
山の向こうでお願いします。

(07/10/21 登録)


*こんな事してる*

・日記[旅ブロ]
・日記[旅ブロ](移行中)
・あゆ森たろの小説
・ヤフオク出品中!
・mixi(本家)ここ
・amazonで書きまくる
・映画観た感想(by水樹凜)


*動物占いでは一匹狼*
群れない走らない絡まない

*好きな言葉で*
自己コントロールは「強さ」です

よろしく

御用あれば

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星を飛び越え
時を飛び越え

Kissing in the cosmos
思い出さえ殘せなかったから
灰色の明日を考えてみる
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AnotherDayInParadise



彼女は町で男に声を
寒くて、寝る所がないの
どこかにないかしら…

その男は通りすぎ

振り向きもしない

彼女の声が聞こえぬ振りを
口笛を吹き
通りを去っていく

どうしていいか
わからない
という様子で

by Phill Collins
'80ラブソングの名曲

Alone by Heart


Is This Love
by Whitesnake
何処かへと飛ばされる
復興を願って
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東北関東大震災被災地への
応援小説企画

被災地の皆さんが
笑顔になれる小説を

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